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その席には、理由がある。風向きを確かめて席を選ぶカミオの漫画イラスト

日なたが好きな理由|カミオの脳内作戦 第1話

カフェで席を選ぶ、ほんの数秒。カミオの頭の中では、ある作戦が始まっていた。

1〜3コマ。テラスへ誘われたカミオ。前髪を持ち上げる風に気づき、脳内作戦を開始する。 4〜6コマ。前髪が乱れにくい向きの日なたの席を選び、友人には日なたが好きだと説明する。 7〜9コマ。まぶしくても、風で前髪が乱れるのを避けたくて席の交換を断る。 10〜12コマ。日なた好きと思われたまま、まぶしさを我慢しながら前髪を守るカミオ。おわり。

カミオをモデルにした創作漫画です。出来事・会話はフィクションです。

漫画を文字で読む

友人「外の席、気持ちよさそう!」
カミオ「いいね。」

ふわっと風が吹いて、前髪が持ち上がる。
カミオ(……待てよ。)
脳内作戦、開始。
カミオ(正面からの風は、まずい。)

さりげなく向きを変えて、風を確かめる。
(この向きなら、前髪が残る。)
カミオ「俺、こっちで。」

友人「そっち、まぶしくない?」
カミオ「日なた、好きなんだよ。」

日差しがじりじりと照りつける。
(……まぶしい。)

友人「席、代わろうか?」
カミオの頭に、席を代わって前髪が浮く光景がよぎる。
カミオ「いや! ここがいい。」

友人「そんなに日なた好きだった?」
カミオ「まあね。」

冷たい飲み物を頬に当てながら、目を細めるカミオ。前髪はまだ、決めた位置にある。
(まぶしさは、我慢できる。)

本日の作戦、続行。——おわり。

「カミオの脳内作戦」は、髪が気になる日常と、周りには内緒の小さな工夫を描く一話完結の漫画です。

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