カフェで席を選ぶ、ほんの数秒。カミオの頭の中では、ある作戦が始まっていた。
カミオをモデルにした創作漫画です。出来事・会話はフィクションです。
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友人「外の席、気持ちよさそう!」
カミオ「いいね。」
ふわっと風が吹いて、前髪が持ち上がる。
カミオ(……待てよ。)
脳内作戦、開始。
カミオ(正面からの風は、まずい。)
さりげなく向きを変えて、風を確かめる。
(この向きなら、前髪が残る。)
カミオ「俺、こっちで。」
友人「そっち、まぶしくない?」
カミオ「日なた、好きなんだよ。」
日差しがじりじりと照りつける。
(……まぶしい。)
友人「席、代わろうか?」
カミオの頭に、席を代わって前髪が浮く光景がよぎる。
カミオ「いや! ここがいい。」
友人「そんなに日なた好きだった?」
カミオ「まあね。」
冷たい飲み物を頬に当てながら、目を細めるカミオ。前髪はまだ、決めた位置にある。
(まぶしさは、我慢できる。)
本日の作戦、続行。——おわり。
「カミオの脳内作戦」は、髪が気になる日常と、周りには内緒の小さな工夫を描く一話完結の漫画です。